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またそういうことやってー
またラノベみたいなの書いて放置してたのを
「えーpixivって小説も上げられるんだすっげー!」とか言うノリであげてしまったので

そのpixivに投稿したのとまったく同じものを一応晒しておきます。

今回はタイトルとか特に決めてません。



ご意見ご感想ご要望ございましたらばしばし受け付けております。



春。目覚めの季節。

晴れて、めでたく、高校2年生になった俺は今日、久しぶりの学校へと向かっていた。
人通りの多いこの道は同級生や先輩方も良く通る。笑顔で、楽しそうに、いちゃいちゃと。

「リア充どもめ・・・!」
彼女居ない暦=年齢の俺はただただ不満にしかならない。
新学期早々、新年早々、なにをしていやがる。

新しい学期になろうが、生活には一切の進展が無い。いつも通り、一人で馴れ始めた通学路を歩き続けた。

この道は、高い土手のような、少し崖のような道になっており、その崖下には、これまた
春の陽気にあてられた植物が生い茂っている。

「む・・・?」
ガードレールなんかで安全なように囲まれた道の、その間と間の何も無いところに
ふと、本当になんとなくだ。目をやった先に、見たことも無い綺麗な花が一輪だけ、ぽっつりと生えていた。
別段花に興味なぞない。だが、なんとなく、ただなんとなく摘みとってみようと思い、手を延ばした。

瞬間。

「あ・・・。」
足を、すべらした。
まっさかさまに、俺は、崖の下へと落ちていってしまった。

春、目覚めの季節。
俺は、目覚めることなく、その短く儚い生涯を閉じることになってしまった。

あの綺麗な花は「彼岸花」と言うらしい。あとで知った。

--------------------------------------------------------------------------------



「う、うぅ・・・」
どこだっけ?ここは?
いや、どこだここは?
見覚えも無い、身に覚えも無い、青で統一された無機質な部屋・・・?
と、いうよりかは空間だろうか?
人の気配は、ない。 生き物の雰囲気や風の音、環境音の何一つもない。

「おや、目が覚めたのかね?」

・・・!
そんななにもない何の音もしない空間に声が響き渡った。

「何者だ・・・アンタ・・・?」
女性だった。
黒髪の、黒いドレスの女の子。背は高く服の至る所から生えた白い突起が骨のように見えて不気味だ。
年齢はよくわからないが、同い年かそれ以下のように見えた。
この謎の空間に、謎の人物が現れた。

「死神かなんかかアンタ・・・?」
皮肉めいて、挑発のつもりでそういった。
「違う。私は死神ではない。」
そりゃそうだ。あんな概念生物が居てたまるか。すこし安心した。

「なら・・・もしかして、俺のことを助けてくれたのか?」
そういえば、俺はたしか崖から転落してしまったはず。きっとそこを通りかかったこの女の子が
そのまま俺をどこか別の場所に運んでくれて、それで・・・

「それも違う。」
といった俺の推測というかは願望や妄想に近い推測は簡単に打ち消された。
それならば、一体なんだとこっちから尋ねる前に、向こうから信じられないことを言われたのだ。

「残念だが、君は既に死んでしまった。」


な・・・に・・・?
なんだと?俺が、死んだ?そんな、バカな。そんなバカな。
つまり、コイツは俺の魂をいまそうやって見つめていて、本体である、死体である俺はまだ崖下に居て
それで、今この空間に閉じ込められて・・・ええいなんだそれは。 笑えねえ。

「じゃ、じゃあ今の俺は一体なんだ!幽霊かなんかだってのか!!」
「違う。君は生物と幽霊の間のような曖昧な存在だ。そのまま自然消滅も有り得る。」

なんなんだよ。なんなんだよそれ。
そうか、結局俺は彼女の一人も作れずリア充を妬んだまま儚く死んでしまったのか。なんて情け無い。

なんだかそれは、とても哀しいことで、とても、嫌なことだ。
気分を紛らわそうと、自分にとってはどうでもいいことを聞いてみた。
「・・・アンタは? アンタは・・・何者なんだよ・・・・?」
答えてくれなくてもいい
「私・・・か・・・私は・・・そうだな・・・」
・・・おや? 今の今まで淡々と返してきた黒い少女は、突然自分のこととなると言葉を詰まらせてしまった。
「むう・・・」とか「うーん」とかしばらく考えた少女はしぶしぶ自分の中で納得付けたのか正体を明かした。



「私は、死神のカマだ!」



「は?」


なに?なんだと?それは・・・つまり・・・こ、コイツ・・・まさか・・・・

「オカマの・・・死神・・・」
「ち、違う!オカマじゃない!ちゃんと女だ!あと死神じゃない!!」

あれ?いやだって自分で今死神のカマだって言ってたじゃないか
てっきりその見目麗しい美貌は実は男の体でその、オカマなのかと思った。

「私は女の子の・・・死神の・・・カマだ!ち、ちがう、男の子の女の子の死神のカマだ!!」
・・・?
?なにいってんだコイツは?おとこのこのおんなのこのしにがみのかま?
「・・・死神だろ?」
「違うもん!死神じゃないもん!」
「いや、だって男の子の女の子は死神でオカマなんだろ?」
「違う!違う!何一つあってない!それだとオカマは皆死神みたいじゃないか!」
・・・?
なにをいってるんだコイツは?

「そんなわけ分からん物を見る目でこっちを見るな!傷つくだろ!」
涙目になりながら自分の説明下手を悔やむ黒の少女。
でも正直何言ってるかわけわかんないし、結局何者なのかさっぱりわからん。

「も、もう!面倒くさい!ちょっと右手をそのまま突き出して動かないで!」
「え?」
「「え?」じゃないよ!はやくやりなさいよ!おこるよ!」
なんかめちゃくちゃ怒られた。
とりあえずよくわからんが言われた通りに右手を前に突き出してみた。

「もにょもにょもにょもにょ・・・」
何か呪文のようなものをブツブツ呟いてる 何が始まるっていうんだ?
「やー!」と大きく叫ぶと黒い少女は全身を発光させ、まばゆい閃光があたりを照らす。
「うお・・・!」
あまりの光の強さに目をつぶり怯みながらも堪える俺。光るならそうと言っておけ

あたりがチカチカする。
頭がクラクラする。
状況を把握しようと自分の右手を見てみると、そこにはなんと
『巨大な鎌』 が手に握られていた。
重厚な見た目に鋭利で世界を切り取りそうな刃。あしらわれた装飾もまるで
ドレスのように美しく華美だ。だが生き物の骨のような白い突起が禍々しく不気味。
巨大な割には軽く振りやすい。何に使うかはわからんが、使いやすそうだ。

しばらく惚れ惚れしながら眺めたりにぎにぎしたりしているとまたも声が響いた。

「そういえば、あの黒い女はどこにいったんだろう」、とか頭の片隅で考えていたら
手に持っていた鎌から声が聞こえてくるのだ。

「んぁ・・・や・・・ちょ、そんなとこ触っちゃ・・・や、だめ・・・んぅ・・・ぁん・・・」

それも、なんだかすっごくやらしい声が、手に持っている巨大な鎌から聞こえるのだ。
「ぁん・・・っあ!だめぇ、そこは、だめ、や、あぁっ!ん・・・ちょ、やめ、や、殺すぞ!」
洒落にならないトーンで不気味な鎌から殺すぞと言われたのでさすがに手を止める。
・・・なるほど。大体わかった。

「ま、まったく乙女の大切なたわわに実った二つの果実を弄ぶだなんて・・・」
お洒落な表現だな。
まあ、なんだ。アレか。『男の子の女の子の死神のカマ』ってのは
『男の子の(所有物の)(性別が)女の子の≪死神の鎌≫(種族名)」ということか。

「は、初めてだから許すけど次やったら殺すぞ!」
ビックリして床に投げ出してしまった鎌が倒れたまま言う。
そのまま放置だとまた怒られそうなのでとりあえずまた手に持ちたいがどこを持てばいいのだろう。

「・・・ここなら大丈夫か?」
「や、そこは乙女の大切な・・・」
「す、スマン。ならこっちは?」
「あ、そこは人間で言うところのくるぶしだな。大丈夫だぞ。」
「なんでおっぱいの隣にくるぶしがあんだよ!!お前その状態の時体の構造どうなってんだよ!!」
「な、ばっ・・・お前、そ、そんなお、おぱ、お、ぉ、・・・ぉっぱぃだなんて恥ずかしいこと言うな殺すぞ!」
おのれ、鎌の時だけやたらと喋りおって・・・羞恥顔を見れんのが悔しい。

「はあ、はあ、もういいだろう?本題に戻ろう。くだらないことでどれだけ時間を使うつもりだ。」
それもそうだ。
結局、ここはどこなのか。俺は何をしにここに来たのか、コイツは何で、何をしに俺の元へきたのか。
短く、旨味の無かった人生を終えた生物と幽霊の間の曖昧な存在の俺に、なにができるというのだろうか。

「・・・いいか、この場所は<未練>。生前何か思い残した者達が集まる蒼の世界。」
黒いコイツも察してくれたのか、まずはこの場の説明を淡々としてくれた。
<未練>・・・その名の通りなのだろう。俺に、そんな未練はあったのだろうか。
心当たりは、まあないこともないが・・・

「・・・この場所に選ばれたとも言える奴は、その未練を打ち滅ぼすために、もう一度人生を再開できるという。・・・条件しだいではあるがな。」
「なんだ・・・と?」

それは、どういうことだ?
ようは、生き返る、ってわけか?
この情け無い人生の幕を閉じたこの俺に、もう一度幕を明けて、華やかな舞台が開けるってのか?
おいおい、どういうことだよ、笑えるじゃねえか。

「そう、生き返るためには条件があるんだ。どうする?やるか?それとも・・・死んどくか?」
・・・?
何故だろう、こう、なんというか乗り気じゃないというか、あまり推奨してこない言い方は。
そんなに過酷だと言うのだろうか。生き返ることよりも死を優先するほどの物なのだろうか。
ちょっとだけ、怖い。
だが、 死ぬのは、もっと怖い。

「いいさ、なんせ俺の人生が報酬なんだ。どんなことだろうと、やってやるさ。」

強がり、だった。
何があるかわからない闇の中と、確実な死が待っている闇の中。
だとしたら、わずかな光があるかもしれない闇を、たった一人で何年も何年も、さ迷い歩く覚悟ぐらいはしている。

「・・・そうか。」
俺の返答を、どこか物寂しそうな、何かと照らし合わせたかのような、
とにかく、今まで見たこともない表情でぽっつりと呟いた。

「本当に、やるのか?」
「ああ、もう俺の中では決心がついた。どうなろうと跳ね除けてやるさ。」
「・・・輪廻改正のチャンスだってある。もし、失敗したらどの世界からも抹消されかねないんだぞ?」
「・・・姿も記憶もないんじゃ、それはもう俺とは言えない。どっちみち変わらないさ。」
何故だろう。
何故、こうもやめさせようとするのだろう。

疑問を浮かべていたつもりが、ついつい表情に出てしまったらしい。
黒い少女はびくっ、と顔を反らすと、俺の顔を見ずに語り始めた。

「前にも、私にはパートナーというか、お前に似たような存在が居てな・・・」

そうか・・・
その、以前コイツと出会っていた何者かは、その条件次第でという奴で完全に抹消されて
コイツは、その悲劇やら惨劇やらを目の前で見てしまったのだろう。
それならば、推奨しないこともわからんでもない。

「そいつも、お前と似たようなことを言っていてな・・・そいつは、今はもう・・・」
もういい。わかった。
皆までゆうな。俺が悪かった。悪い、というか、そう、タイミングとかが悪かった。

「今はもう、それはそれは幸せそうに暮らしている。」

・・・
そうかよ。


「まあ、私の力があれば人間一匹を世に送り返すことなど造作も無い。」
えっへんと言わんばかりに自慢げな黒いクソガキ。
少しでも気にかけていた俺がバカだった。なんだコイツよくわからん。

「ま、そこまで生き返りたいというなら仕方が無い。協力してやらんこともない。所詮生き返ったところで何ができるのかって話だが。」
うるせえ。
余計なお世話だ。

「さて、さてさて。ではもう契約の大半は終えた。後は君のやる気しだいだが?」
「契約?」
なんだ契約って。嫌な響きだ。
契約、というのは見返りや報酬が黙って入ってくるわけではない。大半はこっちが不利になる。
しかし、不利益なだけで無利益なわけではない。そういうちょっとした報酬と莫大な労力を手に入れるのが契約である。
・・・
しかし、なんだ。たとえどんな要求であっても、自分の命。人生が関わってくるのだ。
そうだな、例えば1000人を皆殺しにしろとかだったら善意がさすがに許さないが、
悪霊を1000体懲らしめる(あくまで消すわけではない)とかならまだやれるだろうか?
とにかく、契約は慎重に交わさなくては、受けてから文句を言っても手遅れだ。

「契約の、内容ってのは聞いてもいいのか?」
「うん?ああ、そうだな。まだいってなかったのか。まったく卑しいことするから・・・」
うるせえ。


「君は生き延びる、生き返るためには1000組の・・・」
まずい。
嫌な予感がする。
1000という数だ。恐ろしい。その1000の何をどうするのだ。
まさか皆殺しか。自分が生きるために他者の命を1000個捧げよというのか。
恐ろしい。怖い。自分は死んだままで良かったのかもしれない。未練なんて抱く必要はなかったに相違ない。


「カップルを破局へと追い込んでもらう。」
「やります。」




・・・

「へ?」
「いや、やる。やるから早く契約結べ。」
「そんなに?即答で、いいの? 愛とか感動とか青春とかロマンチクとか全部踏みにじるんだよ?」

答えは最初から出ていた。俺は間違っていたのだ。
自分の命のためであれば他人の命やら利用できるものは全て利用すればいいんだ。
なぜならこの我の復活のためだ。そうともなれば我が肉体滅びるとも我が魂は死なん。
生者の生き血を啜り、我が肉体の復活に、我が野望の復活に興じればよいのだ。
フハハハ、フハハハハハハハ!!

「・・・よし、契約は完了した。じゃあ今日から頑張ろうか。」
おや、随分あっさりと終わるんだな。
もっと、なんかこう手に紋章が光るとか、体から宝石が出るとか、指輪をつけるとか
なんかそういうのかと思った。

「晴れて、私は君の<カノジョ>となり、君は私の<カレシ>となった。よろしくな ダーリン?」
「へ・・・?」


こうして、人生初の彼女が出来た。
人生初の彼女は男の子の女の子の死神の鎌で、これから向かう初デートは1000人のカップルを破局に追い込むのだ。
なんだそれ。   少し、笑えるじゃねえか。


「私か、私の名は、そうだなハキョク―。とでも名乗っておくか。」
ハキョクさんその名前だと話がこんがらがりそうで怖いです。

「まあ・・・気軽に・・・『ハニー』とかよんでも・・・構わない・・・からな?」






まあ彼女が可愛いに越したことは無い。   
【2012/02/08 17:31】 | かきもの | トラックバック(0) | コメント(0) |
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ググれ!

俺について

ルルビイ

Author:ルルビイ
ポケモンを中心に適当な話題を見つけては愚痴る変な所です。
よく言われるのが「8割気に食わなくて2割同感」そんな感じです。
貧乳ロリ大歓迎。最近メガネと鎖骨と人外も好きです。
絵も描いてます。目標は「独特な画風で表情はエロい」
動画も上げてます。目標は「コメント20個」
誕生日は8/28です。「はにわの日」と覚えると便利です。なにに?
名乗る名前は「ルルビイ」ですが、ランダムマッチでは「サテン」
バトレボでは「リコピン」たまに「ハツクロ」と名乗ったりもします。
基本的に「ルルビイ」でOK。むしろ正式名称というか
なんでこんなに増えちゃったんだろう。反省。
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